精神科の病院に3回入院した彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私
悪戦苦闘しながらも
幸せに生きようとする二人の暮らし
そのリアルな体験から
皆様に役立つ知識を発信中です♪
「安心と不安」精神科の病院から大切な家族が退院する時
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良かった、一安心…と思われるでしょう。
しかし、その一方で
不安な気持ちもありますよね。
入院中は病院のスタッフが面倒をみてくれていたけど、
これからは家族が…
入院は言い換えると家族の休息でもあります。
精神的な疲れを癒す貴重な時間です。
それなのに、再び家族の精神的な負担が増えて、
本人の体調が崩れて再入院…心配になりますよね。
私たちの場合がまさにそれでした。
1回目の入院の後、本人の体調が崩れて、
2回目の入院となりました。
もし、今の自分が過去の自分に会えるのなら、
是非とも伝えたいアドバイスがあります。
同じような状況にある家族にも参考になります。
どうか最後までお付き合いください。
一番の心配事「引きこもり気味の生活」からの脱出
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精神科から退院した本人とその家族が
心配することがあります。
それは、
引きこもり気味になり、社会とのつながりが薄くなることです。
本人と家族ともにです。
当事者とその家族ならわかると思いますが、
一度、精神科の病院に入院すると…
本人と家族は、
自信をなくし、後ろめたさを感じて、
世間と距離をとろうとします。
なぜなら、
こころの病気に対する偏見誤解は、以前として根強く残っています。
だから、
批判の目にさらされるのを恐れて、隠そうとします。
その結果、
社会から距離を取ろうとして、
引きこもり気味の生活に陥りやすくなります。
しかし、これでは病気の症状が落ち着くことはありません。
結局、症状が悪化して入院となり、本人と家族が苦労することもあります。
…私たちのようにです。
それでは、
引きこもり気味の生活から脱出して生活にメリハリを取り戻すための
実体験に基づくアドバイスを3つ紹介します。
生活にメリハリ(1)「精神科の訪問看護」
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最初に、引きこもり気味の生活から脱出するためのアドバイス(1)
を紹介します。
精神科の訪問看護サービスを受けることです。
私の経験上これが一番大切です。
今からその理由を説明しますね。
引きこもり気味の生活から抜け出すには、外に向かう必要がありますが、
それって最初はかなりハードルが高いと思います。
そこで、相手からこちらに来てもらいます。
しかも、こころの病気に対する専門的知識を持った看護師さんです。
安心ですよね。
私たちの場合を例にします。
退院直後の彼女は何事にも意欲が薄くて、
寝て過ごすことが多かったです。
アパートの前にあるゴミ捨て場までゴミを捨てに行くことも出来ず、
近所の散歩も5分くらいがやっとでした。
しかし、訪問看護師さんが来るようになって
少しづつ変化が現れました。
一年後には散歩も1時間くらいできるようになり、
近所のパン屋やコンビニまで散歩して買い物をするようになりました。
この変化は、間違いなく訪問看護師さんの地道なサポートによると断言できます。
私の経験上、このサービスを利用しない理由は考えられません。
<<ただし、注意事項があります>>
訪問看護のサービスは、
・精神科の病院
・地域の訪問看護ステーション
で受けることができますが、サービス内容は異なります。
なので、複数の事業所を比較して決めるのが良いと思います。
相談先は
・通院している精神科の病院
・地域活動支援センター
があります。
今すぐに利用しないとしても、
一度相談をしておくだけでも損しません。
生活にメリハリ(2)「ストレングス・モデル」
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続いて、引きこもり気味の生活から脱出するためのアドバイス(2)
を紹介します。
それは「ストレングス・モデル」です。
このモデルの特徴は、本人の強み・良いところ「ストレングス」に注目して
伸ばすことにあります。
そして、ストレングスは4つに分けることができます。
・性格
・技能才能
・環境面のストレングス
・関心願望
私の彼女の場合は、
近くのコンビニに売っているパスタと
近くのパン屋に売っているサンドウィッチが
好き(食べたい)という「関心願望」のストレングスに注目しました。
「散歩のついでに買いに行く?」と言って、彼女を散歩に誘い出す口実にしました。
ここでも、訪問看護師さんに協力してもらい、一緒にお店までついて来てもらいました。
訪問看護師さんが一緒なので、
外出中に急に調子が悪くなっても安心です。
今では一人でコンビニやパン屋で買い物をして来ます。
散歩コースで知り合いの人も出来て、元気よく挨拶もしています。
生活にメリハリ(3)「家族の協力」
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最後に、引きこもり気味の生活から脱出するためのアドバイス(3)
を紹介します。
あえて理由を説明する必要はないと思います。
ここで強調したいのは、
なぜ3番目に取り上げたのか?ということです。
理由は、
家族の協力は絶対に必要だけども、
一番である必要はないということです。
現在、特別養護老人ホームで介護士として私は働いていますが、
親の介護は限界まで家族が面倒をみるという家族を多く見ます。
親の介護で体調を崩して入院するという話は珍しくありません。
家族にプレッシャーをかけたくはありません。
だからこそ、あえて最後に取り上げたのです。
私たちも訪問看護のサービスを受けるようになったのは、
2回目の入院の後です。
それまでは、自分たちだけでなんとか頑張って来ました。
でも、結局上手く行きませんでした。
私たちのような失敗を繰り返してほしくはありません。
家族とは言え、プライベートな時間が全くないような生活「仕事と介護だけの生活」を
続けていると必ず体調を崩してします。
まとめ
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いかがでしたか。
精神科から退院した本人とその家族が
引きこもり気味にならないためのアドバイスを3つ紹介しました。
すべて、私たちの実体験に基づくアドバイスになります。
私たちと同じような状況にいる家族たちへ
少しでも参考になれば幸いです。
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