特別養護老人ホームで勤め始めて
11年目となる介護福祉士。
介護の世界は人間関係を学ぶ最高の道場。
そこでの学びは
私と彼女の暮らしに活かされています。
今回の投稿が
皆様のお役に立てれば幸いです。
好きな人とだけ関わって生きていく…いきなりは無理ゲーです

・幸せに生きる
・自分らしく生きる
こういった内容のSNSを読んだり、観たりしていると
・嫌なことを無理してする必要はない
・ストレスから逃げる
・好きなことだけに集中して生きる
…ような話がよくあります。
確かにその通りだと想います。
これからの時代は
多様な価値観が加速度的に生まれてきます。
自分らしい生き方を見つけやすくなるし
無理をして嫌なことを続ける必要は無くなります。
ただ勘違いしてしまいがちな
「落とし穴」があります。
それは…
・自分と肌が合わないひと
・どう考えても嫌いなひと
つまり自分が苦手な人との接し方です。
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苦手な人と接しても
あまり自分にメリットがありません。
それどころか
イライラしたり、気持ちが暗くなったり
いい事は無いと断言できます。
私も同感です。
とは言え…
「無理をして嫌なことを続ける必要は無い」
という考え方を信じて
自分が苦手な人たちとの関係を
「すっぱり」と切ってしまうと
その後の人生が
余計に大変になってしまうことがあります。
++
もちろん
そのような人生を手に入れている人はいます。
しかし少数派です。
その人たちは
膨大な努力を積み重ねてきた結果…
そのような人生を手に入れています。
フリーランスで独立して
自由な働き方を手に入れている人たちです。
++
一方…
私を含めた普通の会社勤めの人が
上部だけ真似をしても
上手くいくはずありません。
余計に人生が
苦しくなってしまうだけです。
まずは
自分の嫌な人との関係を
すっぱり切ってしまうのではなく
距離をおくことから始めてみるのがオススメです。
++
前置きが長くなってしまいました。
今回の内容は
介護施設で学んだ
苦手な人との距離の取り方をお話します。
「NG」相手とのコミュニケーションを取らない「失敗談」

まず私の失敗談からお話します。
・幸せな人生
・ストレスのない人生
そういった人たちのSNSを見た
最初の頃の私は…
とにかく
・自分と肌が合わない人
・嫌いな人
・どうしてもイライラしてしまう人
とのコミュニケーションを取らないことを
始めてみました。
具体的には…
・挨拶はしない…もし相手がしたら返事する
・仕事の相談もしない…別の人に相談する
・夜勤の時は…ひたすら「貝」になる
関わるだけで嫌な人なんだから
徹底していました。
++
その結果…
さらなるストレスが溜まるようになりました。
当然ですよね。
会社勤めをしている限り
決まった時間を一緒に過ごさないと行けません。
そんなことをしていたら
苦しくなるだけです。
でも当時の私は
実際に行動して失敗してみないと理解できませんでした。
…しばらくして
その失敗に気づいて
やり方を変えることにしました。
「OK」相手との距離を保つには…嫌いな人との間にも礼儀あり

それで今の私が実践しているのが
・出勤の挨拶
・退社の挨拶
・仕事の相談
これら…
適度なコミュニケーションを自分から取る
もちろん
ハキハキと笑顔で明るく接する
このことを実践するようにしました。
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一見すると…
なぜ嫌いな人とコミュニケーションを取るのか?
矛盾していませんか?
と感じる人もいるはずです。
でもこのやり方で
相手との距離を保てています。
その理由を説明します。
++
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉をご存知ですか。
どんなに親しい間柄であっても
礼儀…つまり相手を思いやる気持ちを
大切にしないといけない。
そうしないと
相手との関係が壊れてしまいますよ。
ということわざですね。
でこの「ことわざ」は
嫌いな人との関係にも当てはまります。
つまり…
「嫌いな人との間にも礼儀あり」です。
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嫌いな人に対する礼儀を疎かにすると…
結果的に関係がこじれてしまいます。
別に仲良くする必要はありませんが
適度な礼儀を大切にすることで
結果的に距離を保った関係を維持することができます。
私もこのやり方を実践することによって
・ストレスが減りました
・適度な距離も保てています
・ありがとう…お礼を言われることもある
などいい感じです。
「損して得をとれ」と言ったところでしょうか。
まとめ
自分らしい自由な生き方を
実践している人のSNS等をみていると
あこがれてしまいます。
自分も…と想いますよね。
でもいきなり真似をすると
失敗してしまいます。
なぜなら…
・フリーランスの人
・会社勤めの人
両者の人生スタイルは大きく違うからです。
まずは無理のない程度から始めてみましょう。
そして彼らの生活を自分もしてみたいのであれば
彼らと同じ「生き方を変える努力」を続けて
みてください。
私も少しずつ実践しています。
私と一緒に成長していきましょう。

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