「幸せのヒント」訪問看護師さんが退職|そのとき彼女は一つの目標を立てた

過去記事(いずれ整理)

ごんたです。

私の彼女は訪問看護サービスを受けています。
担当の看護師さんは2人。

しかし…
今月末で1人の方が退職することになりました。

そのとき彼女は「一つの目標」を立てます。
今日はそんな物語。

物語の始まり|辛い気持ちは分ける|訪問看護師からの学び

イグアナのイラスト。彼女が描きました。
「イグアナ」作・彼女

訪問看護サービスは
2回目の入院から彼女が退院した後に始めました。

今から…数年くらい前の話。

当時の彼女の状態は、現在ほど安定しておらず、
先の見えない不安を私は抱えていました。

そして…
2人だけの生活に不安を感じた私が勝手に決めました。

退院後すぐに…
近くの地域活動支援センターに相談して、
今の訪問看護ステーションを紹介してもらいました。

『地域活動支援センターとは、障害者総合支援法を根拠とする、障害によって働く事が困難な障害者の日中の活動をサポートする福祉施設』

Wikipedia

++

訪問看護師さんが定期的に来るようになり
私と彼女の生活…特に精神的な負担が軽くなりました。

時には…
辛い気持ちを聞いてもらうことがあります。

そのことで2人の辛い気持ちは、
ずいぶん救われました。

その経験を通して、
辛い気持ちは1人で背負い込むのではなく、少しずつ「分ける」。

…そのことを教わりました。
今でもそのサポートは続いており、本当に感謝しています。

物語が展開|2人の訪問看護師さんとの出会い

アンパンマンパンのイラスト。彼女が描きました。
「アンパンマンパン」作・彼女

訪問看護師さんは…
私が仕事でアパートを留守にしている時、

つまり、彼女が1人で留守番している時に来ます。

ところが私の勤務は不規則です。
まぁ介護施設で働いているので仕方ありません。

すると訪問看護スケジュールを組むのが難しくなります。
訪問する曜日が毎週コロコロと変わるもんで…

そのため看護師さん1人だけでは対応しきれません。

なので、担当の看護師さんは通常2人
…多い時は3人いました。

++

まぁでも…よーく考えてみたら、
彼女のスケジュール管理って大変ですよね。

今まで当たり前のように思っていたけど、
今回のブログを書く際に改めて思い返してみると…

何も言わずスケジュール対応をしてくれることが
どれだけ有難いことか。

本当に感謝しています。

++

さて。
ここからが本題。

担当の看護師さんは、何度か変わっています。

本当は固定するのがいいのでしょうが…
彼女の症状の変化、看護師さんの都合、相性などで変わります。

まぁこれは仕方ありません。
…とにかく彼女を担当する看護師さんは現在2人。

1人目は…
彼女が訪問看護のサービスを始めた頃から
ずーっと担当している人です。

おっとりとした優しい人です。
彼女も私も安心しています。

2人目が…
途中から担当になった人。

この人も優しくて、彼女も私も安心しています。
特に3回目の入院をする前後で助けられました。

++

2人の看護師さんのおかげで
今の私たちの生活が維持できています。

もちろん他の看護師さんも優しい人ばかり。
たまたまタイミングが合わなかっただけのこと。

本当に感謝しています。

一つの物語の終わり|1人の訪問看護師さんが退職

泣いているごんたのイラスト。彼女が描きました。
「泣いているごんた」作・彼女

ところが…
今月末で2人目の看護師さんが退職されます。

びっくりしました。
彼女との相性も良かっただけに、残念で仕方ありません。

++

そして次の瞬間、
彼女の事が気になり始めます。

彼女が動揺して、落ち着かなくならないだろうか…
症状が振り返さないか…

最近、調子も落ち着いてきたところ立ったので…
余計に心配です。

そして…
そのことは看護師さんも心配していました。

そのため、
まず私に「退職すること」をメールで知らせて来ました。

メールの中で…
①看護師さん
②ごんた

「彼女にはどちらから伝えますか?」と聞いてきました。

数秒悩んだ後…
私自身から彼女に伝えていました。

++

私から退職の話を聞いた彼女…

最初はショックを受けていました。
しかしすぐに、気持ちを切り替えました。

彼女「寂しいけれど仕方ないよね」
彼女「私が一番辛い時期(3回目の入院の時期)を支えてくれた」
彼女「その時期を支えるために出会ったのかもしれない」
彼女「そしてその役目が終わったから、お別れになったのかな…」

彼女の口からそれらの言葉を聞いた時…
私は安心しました。

悲観的になることもなく、
かと言って辛い気持ちを押し込めて、無理やり明るく振る舞うこともなく

事実を事実として受け止めて、
前を向いて歩こうとする彼女の姿に私は安心しました。

しかし、物語はまだ終わりません。

新しい物語へ|そのとき彼女は…一つの目標を立てた

ベトナムの農民のイラスト。彼女が描きました。
「ベトナム・ごんた」作・彼女

彼女は「一つの目標」を立てました。

彼女「ことばとお絵かきの絵本を作って、〇〇(訪問看護師)さんに送る」

++

私のブログやツイッターに登場する手書きのイラストは…
彼女が描いたものです。

彼女の頭の中に浮かんだイメージを表現したものです。
おそらくその枚数は…数百枚以上。

その中から何枚かピックアップして「絵本にして送る」と言ったのです。

その言葉を彼女から聞いた時、
私は即座に返します。

私「それは最高!!製本には私がなんとかするから、絶対に作ろうね」
彼女「うん」

++

製本にすること自体は難しくありません。

今回のようにイラストがメインの絵本であれば
ぶっちゃけ…ハードルは低くなります。

データさえあれば、製本サービスを利用すれば簡単に作れるはず。
これはもうワクワクしかありません。

大きな一歩を自らの意思で踏み出そうとする彼女。
本当に素敵です。

まとめ

退職をして関わることがなくなっても尚、
彼女の行動に影響を与える訪問看護師さん。

素直にリスペクト。
本当に感謝しかありません。

それではまた。

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こころの病気を抱える彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私

悪戦苦闘しながらも日々の暮らしから学んだ
幸せな生き方のヒント。

コツコツ発信しています。

彼女の詩と猫のイラスト…詩の内容は以下の通り。しめっぽい同情より、自分の頑張りでいやせ
「しっめぽい同情より、自分の頑張りで癒せ」作・彼女

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