「実録・失敗談」こころの病気の処方箋「幸せに生きるなら結果よりも行動に価値を持て!」

過去記事(いずれ整理)

精神科の病院に3回入院した彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私

悪戦苦闘しながらも
幸せに生きようとする二人の暮らし

そこから学んだ
たくさんの幸せに生きるヒント

こころに病気を抱える当事者と
その家族に向けて

包み隠さずに
大公開しています♪

こころの病気を抱える本人との接し方の極意

こころに病気を抱えると…
本人はもちろんのこと、その家族も心配になりますよね。

そして家族は、
本人が少しでも元気になって欲しいと願います。

その時、本人にどのように接すれば
良いのでしょうか?

いざ考えてみると…
よくわからないですよね。

そこで今回は
こころの病気を抱える本人との接し方の極意を
お話します。

まずは私たちの失敗談を
お話します。

なぜ失敗談を話すのか?

失敗談…えっ?
極意だったら当然成功の秘訣でしょ!!と思いますよね。

しかし成功の種は、
失敗の中に埋もれていることが多いのです。

この話を聞いても
「そんな訳はない。失敗談に価値なんてない…」と
言われる人もいるかもしれません。

確かにその気持ちは分かります。

でも、今から話す内容を読んでから
判断してみてください。

付き合いはじめた時に、2人で決めた基本理念

今から10年以上前…
付き合い始める前から、彼女はこころの病気を抱えていました。

彼女が早く元気になれるように、
私と彼女はどのように暮らして行くのかを話し合いました。

そして二人は基本理念「モットー」を立てました。
それは「slow and steady(ゆっくりそして着実に)」です。

当時、このメッセージが入ったイラストを書いたり、
通販で買ったスプーンにこのメッセージを入れたりしていました。

このメッセージを大切に、信じて行動していました。

そして、そのメッセージに
どのような想いを私たちは込めていたと思いますか?

ヒントは「steady」です。

steadyとは、着実にという意味の単語ですよね。

つまり、ゆっくりとそして着実に…「回復する」という意味が込められていました。
回復とは結果ですよね。

ようするに、
「焦らなくてもいいけど、結果を出そうね」という基本理念を立てたのです。

注意:ここでは「slow and steady」を失敗談として紹介していますが、私たちはその選択を全く後悔していません。
大変なこともあったけど、幸せなこともたくさんありました。それは全て私たちにとって大切な思い出です。成長への学びです。

注意:ここでは「slow and steady」を失敗談として紹介していますが、私たちはその選択を全く後悔していません。大変なこともあったけど、幸せなこともたくさんありました。それは全て私たちにとって大切な思い出です。成長への学びです。

slow and steadyをモットーにスタートした2人…その結果?

結論から言うと、彼女の体調は良くなることはありませんでした。
結果的には悪くなりました。

体調を崩して
喧嘩も増えました。

最終的に入院します…
今ならその理由がよく分かります。

こころの病気を抱えると…
・基本的にテンションは低め
・アクティブに活動すると疲れやすい
・こころと体の体調に波がある

このような特徴があります。
そのために、具体的な結果(例:〇〇ができるようになった)を出すのが難しいですよね。

仮にできたとしても、次の機会にはできないこともあります(体調の波があるため)。
すると、前回はできたのに、今回はできなかった…という挫折感を味わうことになります。

繰り返しになりますが、
当時はその事がわかりませんでした。

いかにして、
病気から回復するか…ばかりを考えていました。

slow slowをモットーに変更した2人…その結果!

「slow and steady」では行けないと
気づくまでに2度の入院が必要でした。

彼女には本当に申し訳ない気持ちです。

2度目の入院から彼女が退院した時に
二人で別のモットーを考えました。

それが…「slow slow」です。

結果よりも、何か行動しただけでOK。
モットーを変更しました。

・体調が悪くてご飯が作れなかった…でも、作ろうとした。そして弁当買って食べたからOK
・一人で散歩に行けなかった…ベランダから外の空気を吸ったからOK
・何も行動できなかった…1日生きていられたからOK

すると、余計なプレッシャーから
解放されました。

気持ち(感情)のアップダウンが
小さくなり安定しました。


slow slowのブログ記事です。
slow and steadyとの違いを比べてみてください。

まとめ(結論)

はい。
それでは結論です。

こころの病気を抱える本人との接し方の極意とは

「結果を求めない。行動しただけで100点満点」と
いうことになります。

言い換えると「現状維持で100点。少しでも改善したら150点」と
いうことになります。

このくらいの気持ちで接していると、
お互いにストレスを感じることなく、落ち着いた生活を送ることができます。

そして結果的に、回復が早まりますよ。

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