50歳からのリスタート|介護の先輩からコミュニケーション術を学ぶ

介護のひとこま

こんにちは。ごんたです。

介護士として10年以上働く私が..
介護の現場から学んだ『人生の教訓』をブログで紹介します。

皆様のお役に立てれば幸いです。

私が尊敬するK先輩の話

『言葉とお絵描き@彼女のイラスト』

今日は..
私が尊敬するK先輩の話(注:イニシャルは毎回適当)。

年齢は私の半分くらい..
しかし仕事への取り組み方、利用者や職員とのコミュニケーションがめちゃ上手いです。

先日もK先輩から
職員とのコミュニケーション術を学ばさせてもらいました。

1)他人を変えるのは難しい
2)自ら行動を起こす
3)仕組みを作ることで人を動かす

おそらく一度は聞いたことがある話。
でもK先輩の振る舞いを見て、あらためてその大切さを実践しました。

今日はそんなつぶやき。

++

まずは『オムツカート』の説明から始めます。

なんのこっちゃ!?と思うかもしれませんが…今回の話の『主役』なのでしばらくお付き合いください。

主役はK先輩じゃないの?と不安になる人もいるかもしれません。

安心してください。

今回の話の主役は
K先輩とオムツカートの『ダブル主役』に変更しました。
(´꒳`)

オムツ交換カートの話

うちで飼っている犬のイラスト。彼女が描きました。
『言葉とお絵描き@彼女の描いたイラスト』

さてさて..
多くの施設に『オムツ交換カート』ってあると思います。

オムツ交換に必要な物品を一通りのせて、使用済みオムツや汚染した衣類を回収するボックスを搭載。

コイツのおかげで各居室のおむつ交換を効率よく回ることができます。

頼もしい相棒..
友達以上恋人未満の関係
(๑>◡<๑)

++

このようにとっても『大切な存在』なのですが..
おむつ交換が終わったあとの『物品の補充』が面倒だったりします。

私が勤めているの施設の場合..
3種類のオムツ、3種類のパット、3種類の紙パンツ、ラバー、シーツや布団カバー、新聞紙やゴミ袋..などなど。あらためて書き出してみるとたくさんあります。

なので所定の場所に正しく補充することが大切。

そうすれば次回のオムツ交換の時も
スムーズに取り出せるので、慌てなくて済みますよね。

逆にそうしないと..探し回って大変。

だから..
所定の場所に正しく補充することが大切。

++

確かにその通りなんですが..
そうは言っても、少しずつ雑になって来るんですよね。

忙しいとつい適当になってしまう..。
とりあえずオムツカートに積んでおけばいいか..みたいになりがち。
(T . T)

K先輩がどんな風に行動したのか

『言葉とお絵描き@彼女か描いたイラスト』

以前私が勤めていた施設でも、主任さんが定期的にオムツカートの整理をして、所定の場所に正しく補充しましょう♪と定期的に周知していたのですが、時間の経過とともに..オムツカートは『カオス』となりました。

今の施設でも定期的に整理整頓をしているのですが、やはり時間が経つと乱れてきます。連絡ノートに周知するものの効果は限定的..。

要するに..『(1)他人を変えるのは難しい』ということです。そう簡単に人は変わりません。

しかしK先輩は『この状況を少しでも改善できないだろうか?』と考えていました。

ここで一工夫しようとするのがカッコいい。
٩( ‘ω’ )و

++

そこでK先輩は『(2)自ら行動を起こす』ことにしました。

オムツカートにピッタリ合う『引き出し』を作り始めたのです。引き出しがあれば、整理整頓がしやすくなります。口で言うだけじゃなくて『自ら行動で示す』ことで、周りからのも賛同が得やすくなりますよね。

まさに『有言実行』ですね。

++

そうやってK先輩は..
オムツカートに『引き出し』を設置することで、引き出しを使わないと整理整頓できない状況『(3)新しい仕組み』を作り、人の行動を変えようとしたのです。

人の善意に期待するのではなく..。

さらにK先輩は..
その引き出しに『レールと車輪..そして取っ手』を取り付けていました。私も実際に引き出しを引っ張ってみると..スムーズに出し入れができます。

これは『便利..使いやすいぞ♪』と思いました。当たり前ですが..便利だと使いたくなります。

新しい仕組みを気に入ってもらう工夫をする。
K先輩に抜かりはありません。
(^▽^)

++

結果..オムツカートの整理整頓は以前に比べて、改善されました。

さすがはK先輩。

今回のK先輩から学んだこと。

1)他人を変えるのは難しい
2)自ら行動を起こす
3)仕組みを作ることで人を動かす

今回の件を俯瞰的に見てみた話

『言葉とお絵描き@彼女が描いたイラスト』

介護の仕事を続けていて強く感じることがあります。

それは..
勉強すればするほど、
利用者さんのことを考えるほど..

もっとこうしたらいいのに、
ああしたらいいのに..と感じることが増えてきます。

そうすると..
そこまで熱心にしていない職員を見た時にイライラしてしまう自分がいます。

++

でもこの時..
自分の考え方を相手に押し付けたとしても、相手を変えることは難しいですよね。逆に反発を食らってしまいます。

それよりも..
自分の意志を具体的な行動で示す。そうやって『新しい仕組み』を作ることで、人の行動を変えていく。

++

なるほどなぁ..
自分の働き方を見つめ直す良い機会にもなりました。
( ̄▽ ̄)

本当にK先輩カッコいい。

自分もがんばるぞ。

++

いかがでしたか。

介護士として働く私が..
介護の現場から学んだことを紹介しました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

それではまた。

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