ごんたです。
足るを知る
正直に告白をしますと…
20代、30代の頃は『シカト』をしていました。
時は流れて…現在49歳。
来年50歳を迎える年齢になると、自分の人生を豊かにする『ありがたいお言葉』として聴くようになりました。
なぜ!?
年齢を重ねるほどに『足を知る』の大切さを知る…そんな『心変わり』をしたのか?
今日はそんな話。
年齢を重ねるほどに『足を知る』が大切になる理由

それでは…
年齢を重ねるほどに『足を知る』が大切になる理由を2つ紹介します。
①老いや死…ある種の焦り、喪失感から救ってくれる
②過度な物欲にブレーキをかける
それでは順番に解説しますね。
理由1|老いや死…ある種の焦り、喪失感から救ってくれる
人生も後半戦に突入すると…
自分の将来、老いや死を意識することが増えてきます。
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20代の頃のわたし…
多少無理をしても体力(気合?)で乗り切ることができました。一日4~5時間の睡眠時間でもへっちゃらでした。たまに徹夜をすることもありましたが、眠い眠いと言いながら平気で過ごせたものです。まだまだやれる!!…が『座右の銘』でした。
現在49歳のわたし…
一日4~5時間の睡眠だと、翌日に疲れが『割増し』で残っています。介護の仕事をしているので『夜勤』がありますが、夜勤明けの日は…廃人です。若い頃のように体が動かない、疲れやすく、疲れが残りやすくなった…日々実感しています。
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また50歳近くになると、
親戚関係の法事に出席することが増えます。自分の親も確実に老いているのを痛感します。自分もやがて年老いて、自然に帰る時が来るんだろうな…そんな『死』を意識することが増えてきました。
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すると…
・自分の人生はなんだったんだろう
・もっとやりたい事があったのでは?
・このままの自分でいいのか?
ある種の焦り、後悔、はたまた喪失感に見舞われる瞬間があります。
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その時…
暗い方向に向いた『心の矢印』を明るい方向に向ける言葉が…『足を知る』なのです。
確かに…
満足できる人生を送れてきたとは言えないのかもしれない、後悔もたくさんある。
しかし…
・日々の生活を過ごせていること
・健康で働けていること
・明日の食事に困ることもない
・彼女と共に暮らせていること
・彼女をサポートする人と出会えこと
・犬と一緒に暮らせること…
自分の生活を改めて見直してみると、十分に満ち足りていることに気づきます。そうだ…このことに感謝をしよう。そんな思いにさせてくれるのが『足るを知る』という言葉です。
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先のことは分かりません。
でも、今この瞬間は..『足りている』。
このことに気づけると、心が安らぎます。
理由2|過度な物欲にブレーキをかける
2つ目の理由。
『足るを知る』は『あれもほしい、これもほしい、もっとほしい…』人間の過度な物欲にブレーキをかけてくれます。とりわけ、年齢を重ねてくると、豊かな人生を送るには大切になります。
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人の欲は年齢を重ねても、色あせないもの。もっとほしいと願う気持ちが強くなりがです。
しかし…
年齢を重ねるほどに…『モノ』で豊かさを感じることが難しくなり、『精神的』な豊かさでないと、こころが満たされなくなってきます。
つまり、年齢と共に…
『物質的な豊かさから、精神的な豊かさへ』幸せの価値観がシフトするのです。
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だからこそ、
ある程度の年齢に達すると、『モノへの欲』から一定の距離を保つことが大切になります。
その時に『足るを知る』の言葉が役立ちます。
私も時々、実践していますが、
家の中にある物をゆっくりと確認しながら見渡します。
…こんなにもたくさんの『モノ』に囲まれて生きているんだ。すでに『モノ』で満たされていることへの感謝の気持ちが生まれてきます。
そうやって…
『物質的な豊かさ』から一定の距離を保ち、精神的な豊かさに意識を向けるのです。すると…こころの安定・穏やかさが得られるようになります。
足るを知る…ネガティヴに捉えないでください!!

『足るを知る』という話をすると、ネガティヴに捉えてしまう方がいます。
もちろん、その考え方を否定する気はありませんが、そんな風に捉えてしまうと…『もったいないなぁ…』と感じます。なので、ネガティヴな捉え方に対する私なりの想いを話ます。
もちろん、あくまでも私個人の意見にすぎません。軽く読み流す程度でお願いします。
足るを知る=辛くても…現状に満足しろ…?
足るを知る…身の程をわきまえて、不満を言わない。
この考え方が行き過ぎると『どんなに現状が辛くても満足しなければならない』みたいに極端な思考に偏ってしまうことがあります。
でも、決してそんな事はないと私は断言します。
例えば…
今の会社がブラック企業でも、生活がカツカツでも、なんとか生きていられるのなら、それで満足しよう。
…そんなことはないですよね。それは違います。
確かに『足るを知る』の考え方は大切です。しかし、限度があります。心身の健康に被害が出るような状況からは抜け出すことが大切です。
足るを知る=欲を持つのはダメ…?
『足を知る』を過剰に意識しすぎると、自分の『欲』にブレーキをかけてしまうことがあります。
しかし『欲=成長の起爆剤』です。
あれもほしい、これもほしい、もっとほしい…などの『適度な欲』はあなたの成長の原点です。
なのに…『そんなのは贅沢な悩みだ。身の程をわきまえよう。現状に満足しよう』みたいに自分にブレーキをかけてしまうのは勿体ない話。
特に、年齢を重ねてくると『いい年をしたおっさんが何を言っているんだ。若者ぶって恥ずかしい。今のままで十分ではないか…』と『足るを知る』の精神が過度に発動してしまいます。
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でも本当は…
どんなに年齢を重ねても『〇〇がほしい、〇〇に挑戦したい…』などの欲求は存在します。
『足るを知る』の精神で『現状に満足しつつも、さらに新しい一歩を踏み出し、自分を成長させる』…これは人間の自然な生き方だと思います。
結局のところ…
豊かな人生を送るには『足るを知る』は大切な言葉だけど、必要以上に振り回されるのもいけませんね。
まとめ
足るを知る…
この言葉を意識すれば、
あなたの人生を豊かにする生活を送れるようになります。
これからも、
皆様の人生に役立つ話をしていきます。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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