こんにちは、ごんた介護士です。
今回のテーマですが…
タイトルを見れば一目瞭然。
すでに語り尽くされた話です。
なので今回は『介護士という私の立場』からお話をしようと思います。
幸せの価値観なんてひと其々。
そんな考え方の人もいるんだ…という軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。
それでは始めます。
まずは誤解のないように前置きからお話します…

この手の話をすると気分を害される方がいます。
なので最初にお話させてください。
貧しくても、質素でもいい…
そんな事を言いたいのではありません。だから、安心してくださいね。
せっかくの人生…
美味しいものを食べたい、きれいな家に住みたい、旅行に行きたい…など、豊かな生活をしたい気持ちは大切です。
私にもあります。
ただ…ある程度の段階で歯止めをかけないとキリがないなぁ〜と伝えたいだけです。
いきなり結論|生活の豊かさ=幸せという錯覚

今回もいきなり結論:『豊かな生活=幸せ』とは限りません。
これは少し考えてみれば分かります。
例えば…私は介護士として働いておりますが、
お給料はー低いです。
国は…
介護職員の処遇を改善するために処遇改善加算(給料上乗せ分の手当)を創設しています。しかし、なお日本の平均年収に比べて低い状態が続いています。
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ってことはですよ…
この日本には、
ごんた介護士よりも多くの年収を稼いでいる方がたくさんいます。
私からすれば羨ましい限りです。
だって豊かな生活を送っているのですから…
でも、幸せという点に関しては、雲行きが怪しくなります。
不安、イライラ、妬みや嫉妬、家族への不満…
それらで頭を悩ませている人、幸せとは言えないような人を、ごんた自身も見たり聞いたりします。
ごんたからすれば…十分に豊かな生活を送っているのに何が不満なのだろうか?と疑問に思うことがあります。
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それでは、もう少し視点を広げてみましょう。
…有名人や芸能人。
彼らの多くは、一般の人よりも豊かな生活を送っています。
その「1/10の豊かさ」と「 1/100の才能」でいいから、分けてほしい…そんな夢を持たれる方もいるのではないでしょうか。
少なくともごんたはその一人です。
しかし、幸せかと言われると…!?
不祥事を起こしたり、こころのバランスを崩されたり、家庭内の不和…など、報道されることがよくありますよね。
なぜ、それだけ豊かな生活を送っていて、才能にも恵まれているのに…Why?Why?Why?
不思議です。
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さらに、視野を広げると…
今から100年前、200年前の人の生活って、今の時代よりも確実に質素&貧しかったはず。
・食べ物
・住まい
・衣類
・健康や病気
どれをとっても、ごんたの生活の方が豊かです。ひょっとしたら、当時の殿様よりも豊かな生活をごんたは送れているのかもしれません。
しかし、その当時の彼らが「幸せでなかったのか?」というと話は別です。幸せな人生を送った人は、確実にいたはずです。
だとすれば…
生活の豊かさが幸せと直結するわけでも、なさそうですね。
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繰り返しになりますが、豊かな生活を求めるな!!と言っているのではありません。
幸せになるためには、豊かな生活を送りたいという「欲」は必要だと思います。
しかし、その「欲」はほどほどで良いのでは…?と伝えたいだけです。
豊かな生活を追い求め続けることのリスク

次に、豊かな生活を追い求め続けることのリスクについてお話します。
落とし穴に落ち込まないように注意しましょう。
リスク1|豊かな生活を維持する労働から抜け出せなくなる
これって、気づかずにハマってしまう人が多い気がします。
どういう事かというと…
今から、ごんたを例にして説明しますね。
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ごんたが介護士として働き始めて…10年以上になります。
その間に給料は上がりました。
・基本給
・ボーナス
・処遇改善手当
詳細は省きますが…大体この10年で約100万円程度です。
かなりの額ですね。
このブログを書いている指が少し震えています….ぷるぷる。
ただ、私と彼女の生活レベルは、この10年間でほとんど変わっていません。
・同じアパートに住み
・食生活も自炊中心、外食はあまりしない
・休みの日はドライヴ…お金のかかる趣味はなし
・酒、タバコはやらない
生活のレベルはまったくと言っていいほど上がっていません。
++
もしも…
お給料の増加に伴って、生活レベルを上げていたらどうでしょうか?
・今よりもおしゃれなアパートに住み
・外食の頻度が増えた
・商業施設で遊ぶことが増えた
・お金のかかる趣味を始めた
収入が増えた範囲内で賄っているので、赤字ではありません。しかし…
今の豊かな生活を維持するために働き続けなければならない…というサイクルから抜け出せなくなっている気がしませんか?
何よりも、その豊かな生活を味わうために時間が消費されます。それがもったいない気がします。
ここで誤解のないように、
生活のために働くことは立派な行為です。ダメだと言っているのではありません。
しかし…より豊かな生活を追い求めるためだけに、働き続けるのはどうなのでしょうか?
それを幸せと呼べるのでしょうか?
そんな自分を少し俯瞰した視点から眺めてみるもいいのかもしれませんね。
私には、際限ないゴールを目指してグルグルと回っているだけのような気がします。
リスク2|生活レベルは上げるのは簡単、下げるのは無理ゲー
2つ目のリスクが、
生活レベルは上げるのは簡単、下げるのは無理ゲー。
人って、一度便利な生活を経験してしまうと、元の生活に戻るのが難しくなりますよね。
例えば外食。
以前は、牛丼チェーン店で外食を楽しんでいました。しかし、今はおしゃれなお店で楽しむようになりました。
この今の状態から、昔の牛丼チェーン店で楽しめる状態に戻れるかというと、結構無理ゲーだったりします。その程度で満足なんかできない…きっと、そんな感情が湧き出てきますね。
にも関わらず、より豊かな生活へは進みやすいものです。なぜなら…人は、今現在の豊かな生活にすぐ慣れるからです。
最初は満足していても、しばらくすると「当たり前」になってしまいます。そして、次はもっと豊かな生活を送りたい…そう願うようになります。
進むのは簡単、しかし後退が難しい。
不安にさせるような言い方に聞こえるかもしれませんが…当たらずとも遠からずと言ったところではないでしょうか。
幸せのヒント|じゃあ…どうすればいいの!?

じゃあ…どうすればいいのですか?
最後に、ごんたなりの回答をお話します。
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ごんたの場合。
ごんたが介護士として働き始めて10年以上…この間にお給料は100万ほどあがりました。
それでも生活レベルはほぼ変わっていません。
もしも、増えたお給料でさらに豊かな生活を味わおうとしたら、時間とお金を消費することになるでしょう。たまにならいいけれど…正直、もったいない気がごんたにはするのです。
とはいえ、
質素倹約だけに徹して生きてきたわけではありません。
そんな一切の欲を捨てた生き方なんで、ごんたには超・無理ゲー。
じゃあ…どうしたのか?
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生活レベルを上げないことで生まれた余剰資金で『新しいことに挑戦』する。
挑戦と言っても、副業とか独立とかフリーランスとか、そんな大袈裟なことではありません。
・クラウドソーシング
・Twitter
・ブログ
私の場合、パソコンスキルが多少あったので、それらに挑戦しました…現在も進行形です。
加えて、YouTubeで見た100均のアイテムグッズを用いてキャンプの真似事にも挑戦しています。
おかげで、日々新しい発見、人との交流があります。一歩ずつ前に進んでいる、成長していると感じます…この感情がきっと幸せ感なのだと、ごんたは想います。
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さらに最近では…
今の生活を維持できる程度まで仕事量を減らしてもいいかな?…とさえ思っています。
具体的に何をするのかと言うと、
仕事量を減らすことで空いた時間を、今自分が挑戦していることにもっと投資するのです。もともとお金がかからない趣味なので、出費が大幅に増えることもないでしょう。
仮に出費が増えそうなら、仕事量を増やせばいいだけのこと。介護の仕事は引く手数あまた。健康な体と技術と経験があれば稼げます。
介護の仕事を選んで良かったと思ってます。
まとめ
これは蛇足ですが…
これからの時代…定年という言葉は無くなります。つまり、生涯現役ということ。だとしたら、生活レベルを上げず、生活のための仕事は最小限にして、空いた時間を有意義に過ごすかが、幸せの鍵になるような気がします。
それでは…ハッピーライフを😊
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