「幸せのヒント」彼女の〇〇〇のためにリハビリがある|何度も繰り返す大切な話

過去記事(いずれ整理)

ごんたです。

心の病気を抱えている彼女との暮らし。

彼女の元気が少しでも取り戻せるように…
日々行っているリハビリ。

リハビリは大切。
でも時々やらかしてしまう勘違い。

大切なことって、当たり前過ぎて忘れがち
だから何度も繰り返し話続けます。

「今すぐチェック!!」リハビリをする事自体が目的になってませんか?

心の病気は普通の風邪と違います。

ドラッグストアで風邪薬を買って飲んで寝る。
病院で点滴や注射を打って安静にしておく。

それで治るわけではありません。
日々の生活の中でのリハビリが大切になります。

彼女の場合…
・料理
・洗濯
・掃除
・お買い物
・おしゃれ
・散歩

などなどを毎日の生活の中で行っています。
もちろん無理のない範囲で。

なぜかと言うと
心の病気は体調に波があるので全くできない日もあるからです。

++

そして…
ここでめちゃ大切なことがあります。

今回の核心です。

そのリハビリは何のためにやっているのですか?
という問いに答えられることです。

もし…
その問いに答えられない。

もしくは…
とりあえず生活ができているからいいや。

そんな答えしか思い浮かばないとしたら
要注意。

自己点検の時期のようですね。

++

リハビリは…
その人らしい生き方を送れるように、
人生でやりたい事に挑戦できるように、

つまり、
人生を輝かせるために存在します。

そうでないと
リハビリが難行苦行になってしまいます。

++

もちろん、本人の体調がものすごく悪くて
どうしようもない時は仕方ありません。

ただ生きているだけで精一杯。

そんな時は、
ただ「生きるためのリハビリ」でいいと思います。

しかし、
そのどん底を抜けたのであれば

リハビリは…
その人が望む人生、生き方につながるためのリハビリであってほしい。

そうしないと
本人も辛いし、周りの人たちも辛いだけですね。

「恥ずかしい話」過去に私が何度もやらかした失敗談

それでは恒例となっている
私の恥ずかしい失敗談をお話します。

彼女と付き合い始めて12年以上になりますが
その間に3回…精神科への入院を経験しています。

そして退院も3回経験しています。

退院するとアパートでの二人暮らしが再開します。
と同時に、彼女のリハビリも始まります。

++

退院直後は…
アパートで暮らしてゆけることが大きな目標。

なぜなら私と彼女と犬とのアパート暮らしだからです。

看護師さんが週3回ほど訪問してくれますが、彼女一人でアパートで過ごす時間が一月の2/3以上占めます。

となると、
アパートで一人で過ごせるようになれないと生活そのものを続けていくことができません。

だからリハビリも
日常生活が送れるようになることを目標に設定しています。最初はこれでいい。

しかし、アパート生活の感覚を取り戻してきたならば、
リハビリの目標を変更しなければなりません。

・どこか行きたい場所に行ける体力を取り戻す(お出かけ大好き)
・おしゃれをしてみる(おしゃれは頭を使うようですね)
・ちょっと手の込んだ料理をしてみたい(料理が好きなのです)

このように彼女が人生でやりたいこと、挑戦したいこと、輝かせることのためのリハビリに
しないといけません。

しかし、私は相変わらず、アパート暮らしができたらそれでいい…と思っていました。

++

それって。
例えるなら、骨折した足が治っているのに「歩くな、ベットで寝とけ、車椅子で動け」と言っているようなもの。

それ以上元気になるなと言っているのと同じですね。

そりゃ…ベット生活、車椅子で移動。
再び足を骨折するリスクは減るけれども、そんな生活を続けることにどんな生きがい、価値があるのでしょうか。

おかしいですよね。

しかし、私はそれと同じことをやっていたのです。
本人(私)は悪気なくやっているから、タチが悪いですね。

彼女にとってストレスだったと思います。
今さらながら謝ります…ゴメンなさい。

++

この話は…

聞くと当たり前のように思えます。
しかし意外とやらかしてしまいがち…

皆さんも気をつけましょうね。

「具体例の紹介」どんな風にリハビリに取り組めばよいのか?

それではどんな風にリハビリに取り組んで行けばよいのか…
もう少し具体的な例があると理解しやすい。

そんな人のために私たちの例を紹介しますね。

++

彼女はおしゃれが好きです。
特にエスニック系の洋服が大好きなようで、いつもネット通販のサイトを見ています。

そこで私はリハビリの目標を「エスニックの服を着ておしゃれを楽しむ」ことにしました。
この話をすると彼女はとても喜びました。

早速、彼女と相談開始。
リハビリのテーマを決めます。

おしゃれをするとなると…
自分の好きなエスニックの服を着て、外出したくなりますよね。

・だったら楽しく外出できるように、近所を散歩して活動的になる and 体力を取り戻す。
・外出すれば人にも会うから、歯磨きや洗顔など、身だしなみにも気をつける。
・昼間外出するために生活リズムを整える(夜更かししない)。

このように、おしゃれを楽しむためのリハビリプランが自然と出来上がります。

これらのプランは
自分自身が納得して決めたことなので、モチベーションが違います。

なにより、
自分の好きなおしゃれを楽しむためのリハビリですからね。

私も応援しやすいです。
リハビリの話をしていても、二人の間に笑顔が増えます。

++

もう一つの例。
それは料理です。

彼女は料理が好きです。
いろいろとレシピを考えて料理を作るのが好きです。

だから「自分で好きな料理をつくる」ことを
リハビリの目標にしました。

早速、彼女と相談開始。
リハビリのテーマを決めます。

料理を作れるようになるには

・スーパーでの食材を自分で選んで買う。
・冷蔵庫になる食材の管理する。
・食器類の片づけもできる。
・たまにお店で食事をして自分の料理の参考にする。

おしゃれの時と同じように、
自分の好きな料理を作るためのリハビリプランが自然と出来上がります。

彼女が作った料理を二人で「おいしいね」と言いながら食べます。
すると「次はどんな料理にしようかな?」と彼女もさらに気合が入ってきます。

いい感じの循環が生まれます。
自分で好きな料理を作って、二人で食べる…最高です。

++

ただここで、注意しておくことが「1つ」あります。

最初にも言いましたが

無理のない範囲で行うことです。
なぜなら「心の病気は体調に波がある」ので、全くできない日もあるからです。

そんな「底の日」は、無理せずにユルユルと過ごしましよう。
周りの家族も決してプレッシャーを与えないように。

「そんな日もあるよね」と晴れる日を待ちましょう。

どうか皆様は…
「昨日できたから、もうちょっとがんばってみよう」と私が時々やらかす失敗をしないように。

まとめ

冒頭でも言いましたが

大切なことって、
当たり前過ぎて忘れてしまいがち。

だから何度も繰り返し話続けることに意味があります。
皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

++最後に宣伝を少しだけ++

こころの病気を抱える彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私

悪戦苦闘しながらも日々の暮らしから学んだ
幸せな生き方のヒント。

コツコツ発信しています。

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