「幸せなのヒント」曖昧さを楽しむくらいで丁度いい「心の病気との上手な付き合い方」

過去記事(いずれ整理)

こころの病気を抱える彼女との暮らしで
私は「決断よりも曖昧」を大切にしています。

なぜ曖昧さが大切なのか…
その理由をお話します。

今回の話が
心の病気を抱える当事者とその家族への
お役に立てれば幸いです。

「決断」日々の生活ではあまり多用しないことが大切

まず誤解のないように説明します。

決断は大切です。
人生はある意味…決断の連続だと言えます。

なので決断を軽視していい…と
言いたいのではありません。

今回の話は
日々の日常生活での場面を想定しています。

そのような場面では決断よりも曖昧が大切。
心の病気を抱える当事者とその家族に向けて話ます。

それでは本題に入ります。

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まず結論。

日々の日常生活で決断を多用し過ぎると
心の病気を抱える本人に不要な負担をかけてしまう。

結果
不満、イライラ、義務感が生じてリラックスした日常が逃げていく。

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・時間通りに物事を進める
・段取りよくこなす
・決断(選択)する

心の病気を抱えるとこのようなことが苦手だったり、
時間がかかったりします。

すると家族が
・本人の代わりに決断してあげたり
・本人に決断を迫ったり

悪気なくすることがあります。
しかしその行為が本人にとっては負担だったりします。

そのことを気づかずに周りが続けてしまうと
不満、イライラ、義務感を本人に与えてしまいます。

場合によっては体調を崩してしまうこともあります。

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私の過去の失敗談。

私はバリバリの即決派。さっさと決めて行動したい派。

なので以前の私は
彼女がなかなか決めず…時間だけが過ぎていくのが我慢できず、
彼女の代わりに決めたり、彼女に決断を催促したりしました。

その結果、
彼女の調子が悪くなったり、パニックになったりしました。

それでも当時の私は、その原因が分かっていませんでした。
ますます私が代わりに決めないと。そんな風に思っていました。

まったくのトンチンカンですね。
あの時の自分に言い聞かせたい。

「曖昧」日々の生活の基本はこの3つの対策で十分

数々の失敗を繰り返しながら、私も少しずつ学びました。

やがて決断をやり過ぎるのは良くない。
そのことに気づきます。

そして…決断よりも曖昧さを大切にするようになります。
具体的な行動は以下の3つです。

決断よりも曖昧さを大切にする~その1~

曖昧さを大切にするための具体的な行動…
1つ目は時間にゆとりを持って行動することです。

心の病気を抱えた人はゆっくりとしたペースで生活をしています。
テキパキと決断して行動するのが苦手だったりします。

家族から見れば「曖昧」に感じるかもしれません。
それでもそのペースに合わせることです。

決断を優先し過ぎると本人のペースが乱されて
体調が崩れてしまいます。

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私と彼女の場合。
1時間遅れても大丈夫なくらいの余裕を持って行動します。

「はやくしないと、決めないと」などのプレッシャーを
彼女にかけないようにしています。

ゆっくりでも
彼女のペースで生活が送れていることが
彼女の自信回復につながります。

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かなりゆっくりとしたペースなので
一日のイベントは少なめにしておきます。

私が休みの日の場合。

・朝散歩
・一緒にご飯を食べる(朝・昼・晩)
・一緒に外出(買い物・病院)

あとの時間は自由時間。
そのくらいの日常生活を送っています。

決断よりも曖昧さを大切にする~その2~

彼女の行動が進まない…でも急かしてもいけない。
どう過ごせばいいのか…この曖昧な時間。なんか落ち着かない自分。

そんな自分にストレスが溜まらないようにするには
自分自身の時間を充実させます。

自分の時間が充実していれば
彼女の行動がなかなか進まなくても、それほど気になりません。

むしろ自分の時間が充実してくると
相手の曖昧さを受け入れる余裕が生まれます。

積極的に自分自身の時間を大切にしましょう。
結果的に彼女との生活にもいい影響が伝わります。

私の場合…TwitterとBlogです。

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もしも自分自身の時間をどのようにしたらいいのか
わからない…そんな時は家事をします。

私は掃除と選択をメインにしています。
結構楽しくやっています。

たまに料理もします。
料理も慣れてくると面白いものです。

家の家事は彼女も喜んでくれるのでやりがいもあります。

決断よりも曖昧さを大切にする~その3~

3つ目は予定変更や中止は当たり前。

心の病気を抱えると予定通りには進みません。
さっきまで準備をしていたのに…やっぱりやめた。できない。

こんなことは日常茶飯事。
彼女と暮らし始めて「予定は予定。きっと変わる」と思えるようになりました。

たとえ約束をしても
これは「あくまでも予定」と自分の心の中で変換しています。

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そして状況に応じて
予定を変更したり、中止したりする心のフットワークの軽さを
持ち合わせましょう。

臨機応変な対応…私は苦手です。
最初に決めたことはやり通す。そんな「いのししタイプ」です。

でも毎日意識して訓練しています。
意識すれば変わることができます。

まとめ

日々の日常生活では
曖昧さを楽しむくらいでちょうどいい。

今回の記事を読んで心に引っかかった人は
ぜひ試してみてください。

今回の話が
心の病気を抱える当事者とその家族への
お役に立てれば幸いです。

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こころの病気を抱える彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私

悪戦苦闘しながらも日々の暮らしから学んだ
幸せな生き方のヒント。

コツコツ発信しています。

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