私の彼女はこころの病気を抱えています。
そして様々な福祉サービスに彼女と私の生活は支えられています。
彼女との暮らしは幸せです。
毎日がとても充実しています。
その理由の一つに
人として成長する学びを彼女から
得られていることがあります。
そしてその学びが
現在の私の仕事「介護」にもめちゃ役立っています。
おそらく彼女と出会ってなかったら、
今の私の介護士は存在していなかったと断言できます。
介護の表面だけを知って
介護の本質を理解したと思い込んでいたでしょう。
もちろん
現在の私もまだまだ介護士としては半人前です。
それでも彼女からの学びが
介護士としての私を日々成長させてくれています。
今日はそんな彼女からの学びの中でも
超基礎をみなさんと共有したいと想います。
私と一緒に学び実践して、共に成長していきましょう。
「超・基礎」とにかく相手の話をよく聴く→そして相手の望む手助けをする
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それでは今回の結論です。
福祉の基本は…
「①とにかく相手の話をよく聴く→②そして相手の望む手助けをする」ことです。
そんな事…
拍子抜けした方もいるかもしれません。
それでも…めちゃ大切です。
これを完璧に熟せたら7~8割は成功したと言えます。
ということは…
一見簡単そうに思えるけど、実は難しいです。
私も頭では理解していても、実際にできないことが未だにあります。
そのことで彼女に辛い想いをさせることがあります。
最初にして最大の難関だと言えます。
相手の話をよく聴く = 傾聴
1つ目の基本は、相手の話をよく聴くです。
つまり…傾聴です。
傾聴という言葉は
福祉の分野で働く人にとって
よく耳にする言葉だと想います。
しかし…
この傾聴を本当に実践できている人は
数少ないでしょう。
相手の話を遮らずに最後まで聴く…これは意外に難しいことです。
つい…
我慢し切れずに相手の話を遮って自分が話したり
黙って聞いていても真剣に聴いていない
そのような経験はあなたにもありませんか?
私はちょくちょくあります…
それくらい難しいことです。
しかしこの傾聴を正しく実践できると
相手との信頼関係が構築されます。
相手はあなたとの関係に安心感を得ます。
そしてこの信頼関係(安心感)こそが
相手をサポートする…福祉の第一歩「土台」となります。
土台がしっかりとしているからこそ
その後の様々な福祉のサポート(支援)も効果を発揮します。
なのでまずはしっかりと
相手の話をよく聴く「傾聴」をこころがけてみてください。
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傾聴についてより詳しく知りたい方は
こちらの本をオススメします。
カウンセラーを育てる指導者をしている精神科医が書いた本です。
相手の望む手助けをする
2つ目の基本が、相手の望む手助けをすることです。
まず1つ目の傾聴で相手の話をよく聴いて、
相手との信頼関係を築き…相手の悩みや問題点、希望を共有することができました。
さて実際に何かの支援を行うとした時に…
今自分のできることの中から
支援の方法を選ぼうとしていませんか?
もちろん最終的に
手持ちのカードの中から手札を出すことになるかもしれません。
しかしまずは
相手の望む手助けをそのままできないか…考えてみましょう。
手持ちのカードのなかったら、
新たに作ることができないか?
まずは考えてみましょう。
相手の立場になれば
当たり前のですが…
相手が望まない手助けをしても、
相手は喜ぶでしょうか?
ありがた迷惑…なんてこともあり得ます。
だからこそ
しっかりと相手のニーズを傾聴して把握しましょう。
そして相手の希望に可能な限り
寄り添える努力を積み重ねましょう。
この努力は自分のカードの手札を増やすことにもつながるので
相手とあなたの双方にメリットがあります。
ぜひ実践してみましょう。
まとめ
![](https://otsuki-san.com/wp-content/uploads/2020/12/message53-3.jpeg)
いかがでしょうか?
今回の内容は、
私が彼女との暮らしの中で学んだことです。
このブログでは偉そうなことを言っていますが、
まだまだできていないことが多く、
時々彼女から…「できていないよ」と
ツッコミを入れられています。
私と一緒に学び実践して、共に成長していきましょう。
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