彼女が2度目の入院から退院した時
- 感動
- 楽しむ
- 笑う
彼女がいつも大切にしていた感情が
見えなくなっていました。
おそらく陰性症状が原因だと想います。
主治医も同じことを言っていました。
陰性症状とは?
感情の表現(喜怒哀楽)が乏しくなったり、意欲や気力が低下する状態。
対応としては、
- 無理をさせない
- 休息が一番
- 頑張れ!などの励ましは禁物
などがあります。
精神保健福祉士の資格を持っているので、
陰性症状の意味と対応は知っていました。
しかし、
自分の家族となると…
頭では理解できても、
気持ちが追いついてきませんでした。
- はやく元気になってほしい…
- リハビリをしないと!
などの不安、焦りで一杯でした。
このままでは、
病気が再発、悪化する…
そう考えた二人。
そこで…
- きっと感動の気持ちは戻ってくる
- 幸せ感も戻ってくる
こんな想いを
彼女のイラストで表現してもらいました。
今は…
あれから数年経ちました。
本当に元気だった頃のようには
戻っていません。
それでも二人で
- 笑ったり
- 楽しんだり
- 喜んだり
しています。
昔のように
楽しめたり、
笑えたりするのだろうか?
あの頃の私たちと
同じような状況にいる人たちへ。

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