こんにちは、ごんたです。
今回の話は
①こころの病気を抱える人と一緒に暮らそうと考えている
②すでに一緒に暮らしているが…上手くいっていない
そんな人たちへ
仲良く暮らすコツ…これだけは必ず実行してね♪という話をします。
ちなみに…
①は約12年前の私
②は約5年前の私
要するに…
こころの病気を抱える彼女と一緒に暮らす決心をして、
暮らし始めたものの…
悪戦苦闘をしまくった私が最終的にたどり着いた『答え』です。
人は失敗から多くの人生を学びます。
私の失敗から得た教訓が多く人の幸せにつながりますように…
それではスタート♪
まず最初に…これだけは約束してください!!

本題に入る前に…
これだけは約束してください。
それは「実行」することです。
知識として知るだけでは不十分。
その知識を実行に移さないとあまり意味がありません。
今回の話を読んで、なるほど…と
思われた人は、ぜひ実行してみてくださいね。
これだけは実行①|病気を知るための学びをする

こころの病気の誤解・偏見をなくすには学びが不可欠
まず一つ目。
相手のこころの病気を知るための学びをすることです。
なぜなら
こころの病気は、見た目からは分かりにくいという特徴があるので、病気のことを正しく理解していないと、誤解偏見を生み出し、本人を傷つけてしまうからです。
たとえば『うつ』。
よほどの重症にならない限り…見た目では判別しづらいです。
それゆえに、
うつという病気の症状や特徴を正しく理解していないと…
・だらだらしている
・なまけている
・ふざけている
などのように、
大きな誤解や勘違いをしてしまいます。
++
無知による誤解や偏見は、
相手を深く傷つけて、病気からの回復を遅らせてしまいます。場合によっては悪化します。
なので…
もしあなたが、
こころの病気を抱える人と一緒に暮らすことを考えているのなら、病気に関する学びをしましょう。
・病気の特徴
・治療法
・周囲の人の接し方
こう言ったことを学習しましょう。
++
とは言え、
どう学んだらいいのか、わからない方は…
保健所(センター)に相談してみるのもいいかと思います。こころの健康相談を本人や家族、周囲の方が受けることができます。
さらに、病気の人を支える家族の集まり『家族会』に参加するのもオススメです。上述した保健所(センター)で、教えてくれると思います。
私もお世話になっております。
実体験①|約12年前の私の失敗…
こころの病気を抱える人と一緒に暮らすなら、病気のことを学ぶのなんて当たり前…
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、
当時の私は学ぼうとしたがりませんでした…っていうか、避けていました。
いま振り返ってみると…
自分にとって大切な人が『こころの病気』であることを認めたくなかったのだと思います。
…そんなはずはない、
一時的なもの、すぐに回復するはずだ…
そう自分に言い聞かせていた気がします。
その結果…
彼女の病気が回復することはなく、より悪化してしまい、最終的には入院する事態にまで発展しました。
++
もしも、当時の私と話をすることができるなら、以下のように伝えます。
病気のことを知るための学びをしよう。
それが無理なら、せめて誰かに相談して、病気の理解を深めようね。
これだけは実行②|誰かのサポートを受ける

2つ目。
誰かのサポートを受けることです。
何が言いたいかと言うと…
家族だけで頑張ろうとしないこと、積極的に誰か(外部)のサービスを利用しましょう。
私と彼女の場合、
訪問看護サービスをずっと利用しています。
以前、ボランティアさんによる訪問も同時に利用していました。
不定期ではありますが…
家族会や保健所(センター)で交流も行なったりしています。
とにかく、誰かとのつながりを持つようにしています。
家族だけで頑張ることの弊害
誰かのサポートを受けることが大切と力説する理由…
それは『家族だけで頑張ると、正常な感覚が麻痺…その結果、限界まで頑張ってしまう』…そんな状態に陥りやすいからです。
限界まで頑張ってしまった結果、体調を大きく崩して、
誰かが入院したりして、最悪…家族で生活を続けることが出来なくなることがあります。
++
こういう話をすると…ちょっと大げさな!!
未開の孤島で住んでいるわけでもあるまいし…
・周りに誰かいるはず…
・助けを呼べるはず…
・親戚などに相談することだってできるはず…
という声が聞こえてきそうです。
私も以前は、そのように思っていました。
しかし、いざ自分がその立場になってみると…身に染みて痛感することになります。
以下に私たちの実体験をお話しますね。
実体験②|約5年前の私の失敗…
私たちも最初は、2人でがんばって行こうと考えていました。
しかし、必死で頑張っても上手くいきません。むしろ…彼女の状態が悪くなっていきます。それで、ますます自分たちで頑張ろうとします。
家族だけで必死で頑張って、
家族だけで必死で頑張って、
家族だけで必死で頑張って…
そうこうしていると、正常な感覚が麻痺してきます。
やがて、周りの人に相談できなくなってしまいました。
当時…二人の生活は相当に厳しかった。
限界に達していたはずなのに、職場では普通に振る舞っていました。
同僚と世間話はしますが、誰かに相談するということは無かったです。おそらく、私たちの生活がそこまで追い込まれているとは、誰も気づいていなかったと思います。
明らかに正常な感覚が麻痺していたと思います。
職場で居る時の自分 vs 家で居る時の自分…別人とまではいきませんが、自分自身の感じ方が違っていた気がします。私自身も相当、こころが疲弊していました。
結局、彼女が緊急入院することで、その危機的な状況を強制的にログアウトすることができました。
しかし、あの状態がもう少し続いていたら、私が心身共に壊れてしまって、2人で仲良く暮らせなくなっていたかもしれません。
誰かのサポートは早いほどいい
サポートを受けるなら…はやいほどGood!!です。
まだこれくらいなら…やれる!!
そんなセリフを余裕で言える段階から、誰かのサポートを受けましょう。
先ほど述べたように、
後になればなるほど、状況が悪化すればするほど、相談するための元気(体力)が無くなってしまいます。
そして..誰かのサポートを受けることが難しくなります。
だからこそ、
・最近、自分の時間(余暇)が取れない
・最近、休日なのに、気分が晴れない
そんな状態が見られ始めたら、
思い切って誰かに相談するタイミング!!
++
また…
あなたの周りに、家族だけでがんばろうとしている人がいたら、
外見は普通に見えても、
内面はギリギリの状態だったりするかもしれません。
そんな状態であるにも関わらず、
感覚が麻痺して、誰かに助けを求めることができなくなっているのかもしれません。
だから、これは…と感じたのなら、
あなたから声をかけてみてもいいと思います。
『こころにゆとりがある間に、誰かに相談をして、サポートを受けてみよう♪』
…と話をもちかけてもいいのかもしれません。
余計なお世話!!と相手は気分を害するかもしれません…
それでもあなたにとって、大切な人、見過ごせない人ならば、声をかけてもいいと私は思います。
まとめ
こころの病気を抱える人との暮らしは、正直に言って大変です。
しかし…
・こころの病気について学ぶ
・誰かのサポートを受ける
この2つを実行できれば…以外と暮らしは落ち着きます。
私たち二人の結論です。
++こっちも遊びに来てください♪++
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