ごんたです。
またやっちまったぜ…
彼女との喧嘩。
こころの病気を抱える彼女にとって、
ささいな喧嘩でも気持ちの落ち込みにつながりやすい。
だから喧嘩は避けたいところ。
とは言え、喧嘩をしてしまうこともあります。
完璧な人なんて存在しませんから。
この時に大切なことは、喧嘩になった時の対処法を知っていることです。
今日はそんな話です。
こころの病気を抱える人と喧嘩になった後の対処法

まず結論。
対処法は以下の2つ。
①お互いに距離を置く(離れる)
②良くなっていることを伝える
それぞれ順番に説明しますね。
対処法1|お互いに距離を置く(離れる)
喧嘩をするとお互いにヒートアップしていきます。
そして…冷静な判断ができなくなります。
これはだれでも同じですね。
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そして、こころの病気を抱えている彼女の場合…ストレスに対するキャパが小さいので、ささいな喧嘩でも頭がオーバーヒートしてしまいます。
そんな状態でいくら話し合っても…
無理無理無理、無駄無駄無駄。
仮に強引に話をしても…
私が話した言葉なんて、頭に入る手前でブッロクされています。
それどころか…
無理矢理にでも話し合いを続けていると、パニック発作を引き起こし、トラウマとなって彼女の心に残ってしまいます。
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そこで大切なのが「物理的な距離をとる」ことです。相手の姿が見えない場所まで離れます。
グダグダ言わずに行います。
私たちの場合…
別々の部屋に入って、最低でも30分くらい別々に過ごします。
対処法2|良くなっていることを伝える
そして2つ目の対処法が、
良くなっていることを伝えるです。
ここでいう「良くなっていること」とは、彼女の病気が良くなっていることです。
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この行為はとても大切。
なぜなら、こころの病気を抱えていると、喧嘩による心理的なダメージはとても大きいです。
心身ともに疲れてしまい、寝込んでしまうこともあります。そして、そのような喧嘩をした自分を攻め、自己肯定感が低くなってしまいます。
ようするに…
自己嫌悪に陥って、自分を責めてしまうのです。
だからこそ、喧嘩をネガティヴなイメージで終わらせない工夫が大切。
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良くなっている内容は些細なことで十分です。
いやむしろ、些細なことがいい。
あまり大きなことを言ってしまうと、胡散臭く聞こえてしまいますから。
以前に比べて、
少しずつ病気が良くなってきているところを伝えます。
タイミングとしては、
別々の部屋に入ってクールダウンした後がいいですね。
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この2つを実践するだけで、
喧嘩の後のダメージはかなり軽減されるはず。
少なくとも私たち2人は、助かっています。
実録|わたしと彼女の喧嘩…その一部始終を見よ!!

それでは…つい先日あった私たちの喧嘩の様子を実況中継いたします。
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まずは喧嘩の背景を説明します。
彼女には『NGワード』が存在します。
その言葉を私が口にすると不機嫌になる言葉です。それらは…自分の病気や過去のトラウマと結びついた言葉。
だから極力使わないこと。
それでもつい使ってしまうことがあります。
うっかりミスだったり、どうしても確認したい時だったり。そして今回の喧嘩もそのパターン。
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時刻は朝の5時5分…
アラームが鳴ります。私たちの朝は早いです。
私がアラームを止めると、彼女は起きていました。
彼女「おはよう。昨日はよく寝た」
ごん「おはよう。そうか…あんまり寝れてないやろ?」
彼女「そんなことない!寝た…」
ごん「だって…昨日の晩、俺が寝る時まだ起きていたやろ?」
ごん「で、今起きていたやろ?」
ごん「ってことは…〇〇時間しか寝てないやん…」
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彼女にとって『寝れてない』ということは『1級NGワード』です。
この言葉を私が使うと…「私の体調がすごく悪い、また病院に入院させようとしている」と彼女は思ってしまいます。
もちろん私にはそんな気はまったくありません。
…睡眠は健康には大切。
特に心の病気を抱えている彼女にとって、生活リズムを整えてほしい。ただそれだけの想い。
決して、今の彼女の状態が悪いとか言いたいのではありません。このことは毎回伝えているのですが…どうも理解してくれません。
その辺りは、私も知っているので『1級NGワード』は封印しているのですが…今回は朝の寝起き。うっかり封印を解除してしまいました…
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彼女「なんで。寝て寝てないっていうの?」
彼女「薬を増やしたいの?」
彼女「また入院させたいの?」
ごん「そんな深刻なこと言ってないよ」
ごん「ちょっと落ち着いて…」
もうお互いにヒートアップしてしまい、話し合いは無理です。
そして…一つ目の対処法。
彼女がすっと立ち上がり、別の部屋にこもります。
この時…私は絶対に追いかけません。
気持ちをグッとこらえます。
そして、彼女が部屋から出てくるのを待ちます。
この間、私は別の部屋で過ごします。ぶつぶつ文句を言っています。
まぁ…彼女に聞こえなければOK。
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そして…
30分くらいすると部屋から彼女がでてきます。
明らかに表情が落ち着いています。
私もそのことを確認して
2つ目の対処を実行。
ごん「〇〇ちゃん。病気良くなってきたね」
ごん「以前なら、喧嘩をした後は大変だったよね」
ごん「本当に今は落ち着いているよね」
ごん「いい感じ、いい感じ」
こんな風に、彼女にそれとなく伝えます。
すると…
彼女「…そう言えば。そうだね」
彼女「以前なら、泣いたりして大変だったよね」
こんな風に、彼女も少しずつ良くなっていることを実感します。喧嘩をしても上手く乗り越えられた…といい印象が残ります。
ごん「じゃあ。朝ごはんにしようか」
彼女「そうだね」
こんな感じで締めくくります。
以前なら喧嘩をした日は一日中…余韻が残っていましたが、今は1時間程度で収まります。
素晴らしい成長です。
まとめ
どんなに仲の良い2人でも、相手のことを大切に想っていても、たまには喧嘩が起こります。
こればかりは仕方ないこと。
完璧な人間なんて1人もいませんから。
大切なことは、その状態からいち早く抜け出すこと。
傷口を最小限で抑えることではないでしょうか。
今回の対処法…
実は、こころの病気を抱える人以外にも使えることができます。
ぜひ一度、試しに使ってみてください。
あなたの人生に少しでもお役に立てれば幸いです。
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こころの病気を抱える彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私
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