「幸せのヒント」こころの病気を抱える人と喧嘩になった後の対処法

過去記事(いずれ整理)

ごんたです。

またやっちまったぜ…
彼女との喧嘩。

こころの病気を抱える彼女にとって、
ささいな喧嘩でも気持ちの落ち込みにつながりやすい。

だから喧嘩は避けたいところ。

とは言え、喧嘩をしてしまうこともあります。
完璧な人なんて存在しませんから。

この時に大切なことは、喧嘩になった時の対処法を知っていることです。

今日はそんな話です。

こころの病気を抱える人と喧嘩になった後の対処法

私と彼女と愛犬…みんな一緒にご飯を食べると楽しいね♪というイラスト。彼女が描きました。
「なかよくご飯」作・彼女

まず結論。
対処法は以下の2つ。

①お互いに距離を置く(離れる)
②良くなっていることを伝える

それぞれ順番に説明しますね。

対処法1|お互いに距離を置く(離れる)

喧嘩をするとお互いにヒートアップしていきます。
そして…冷静な判断ができなくなります。

これはだれでも同じですね。

++

そして、こころの病気を抱えている彼女の場合…ストレスに対するキャパが小さいので、ささいな喧嘩でも頭がオーバーヒートしてしまいます。

そんな状態でいくら話し合っても…
無理無理無理、無駄無駄無駄。

仮に強引に話をしても…
私が話した言葉なんて、頭に入る手前でブッロクされています。

それどころか…
無理矢理にでも話し合いを続けていると、パニック発作を引き起こし、トラウマとなって彼女の心に残ってしまいます。

++

そこで大切なのが「物理的な距離をとる」ことです。相手の姿が見えない場所まで離れます。

グダグダ言わずに行います。

私たちの場合…
別々の部屋に入って、最低でも30分くらい別々に過ごします。

対処法2|良くなっていることを伝える

そして2つ目の対処法が、
良くなっていることを伝えるです。

ここでいう「良くなっていること」とは、彼女の病気が良くなっていることです。

++

この行為はとても大切。
なぜなら、こころの病気を抱えていると、喧嘩による心理的なダメージはとても大きいです。

心身ともに疲れてしまい、寝込んでしまうこともあります。そして、そのような喧嘩をした自分を攻め、自己肯定感が低くなってしまいます。

ようするに…
自己嫌悪に陥って、自分を責めてしまうのです。

だからこそ、喧嘩をネガティヴなイメージで終わらせない工夫が大切。

++

良くなっている内容は些細なことで十分です。

いやむしろ、些細なことがいい。
あまり大きなことを言ってしまうと、胡散臭く聞こえてしまいますから。

以前に比べて、
少しずつ病気が良くなってきているところを伝えます。

タイミングとしては、
別々の部屋に入ってクールダウンした後がいいですね。

++

この2つを実践するだけで、
喧嘩の後のダメージはかなり軽減されるはず。

少なくとも私たち2人は、助かっています。

実録|わたしと彼女の喧嘩…その一部始終を見よ!!

船に乗って、楽しそういしている彼女のイラスト。彼女が描きました。
「船に乗るが大好き」作・彼女

それでは…つい先日あった私たちの喧嘩の様子を実況中継いたします。

++

まずは喧嘩の背景を説明します。

彼女には『NGワード』が存在します。
その言葉を私が口にすると不機嫌になる言葉です。それらは…自分の病気や過去のトラウマと結びついた言葉。

だから極力使わないこと。
それでもつい使ってしまうことがあります。

うっかりミスだったり、どうしても確認したい時だったり。そして今回の喧嘩もそのパターン。

++

時刻は朝の5時5分…
アラームが鳴ります。私たちの朝は早いです。

私がアラームを止めると、彼女は起きていました。

彼女「おはよう。昨日はよく寝た」
ごん「おはよう。そうか…あんまり寝れてないやろ?」
彼女「そんなことない!寝た…」
ごん「だって…昨日の晩、俺が寝る時まだ起きていたやろ?」
ごん「で、今起きていたやろ?」
ごん「ってことは…〇〇時間しか寝てないやん…」

++

彼女にとって『寝れてない』ということは『1級NGワード』です。

この言葉を私が使うと…「私の体調がすごく悪い、また病院に入院させようとしている」と彼女は思ってしまいます。

もちろん私にはそんな気はまったくありません。

…睡眠は健康には大切。
特に心の病気を抱えている彼女にとって、生活リズムを整えてほしい。ただそれだけの想い。

決して、今の彼女の状態が悪いとか言いたいのではありません。このことは毎回伝えているのですが…どうも理解してくれません。

その辺りは、私も知っているので『1級NGワード』は封印しているのですが…今回は朝の寝起き。うっかり封印を解除してしまいました…

++

彼女「なんで。寝て寝てないっていうの?」
彼女「薬を増やしたいの?」
彼女「また入院させたいの?」
ごん「そんな深刻なこと言ってないよ」
ごん「ちょっと落ち着いて…」

もうお互いにヒートアップしてしまい、話し合いは無理です。

そして…一つ目の対処法。
彼女がすっと立ち上がり、別の部屋にこもります。

この時…私は絶対に追いかけません。
気持ちをグッとこらえます。

そして、彼女が部屋から出てくるのを待ちます。
この間、私は別の部屋で過ごします。ぶつぶつ文句を言っています。

まぁ…彼女に聞こえなければOK。

++

そして…
30分くらいすると部屋から彼女がでてきます。

明らかに表情が落ち着いています。
私もそのことを確認して

2つ目の対処を実行。

ごん「〇〇ちゃん。病気良くなってきたね」
ごん「以前なら、喧嘩をした後は大変だったよね」
ごん「本当に今は落ち着いているよね」
ごん「いい感じ、いい感じ」

こんな風に、彼女にそれとなく伝えます。
すると…

彼女「…そう言えば。そうだね」
彼女「以前なら、泣いたりして大変だったよね」

こんな風に、彼女も少しずつ良くなっていることを実感します。喧嘩をしても上手く乗り越えられた…といい印象が残ります。

ごん「じゃあ。朝ごはんにしようか」
彼女「そうだね」

こんな感じで締めくくります。

以前なら喧嘩をした日は一日中…余韻が残っていましたが、今は1時間程度で収まります。

素晴らしい成長です。

まとめ

どんなに仲の良い2人でも、相手のことを大切に想っていても、たまには喧嘩が起こります。

こればかりは仕方ないこと。
完璧な人間なんて1人もいませんから。

大切なことは、その状態からいち早く抜け出すこと。
傷口を最小限で抑えることではないでしょうか。

今回の対処法…
実は、こころの病気を抱える人以外にも使えることができます。

ぜひ一度、試しに使ってみてください。
あなたの人生に少しでもお役に立てれば幸いです。

++最後に宣伝を少しだけ++

こころの病気を抱える彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私

日々の暮らしから学んだ幸せのヒントを
コツコツ発信しています。

Twitterも行っているので
良かったらフォローお願いします。

「博士くんと仲良くすると言っている天使のイラスト」彼女が描きました。
「はかせくんと仲良くする」作・彼女

コメント

タイトルとURLをコピーしました