彼女はいつも
メモ帳とペンを持ち歩いています。
それは
彼女の頭に思い浮かんだ言葉を
書き残すため。
もはや彼女のライフワークです。
そしてときどき
その言葉を書き記したメモ用紙を
私に見せてくれます。
当然その中には
2人が幸せになるためのヒントが
あります。
今日はそんな話です。
「結論」まずはこちらのメッセージをお読みください

今日は休み。
部屋でパソコンをいじっていたら
彼女が入って来て
「ちょっと…これを読んでみて」と
私にメモ用紙を渡しました。
++
…突然ですが
ここで一通のお便りを紹介します。
ペンネーム…
私のトリセツさんより。
あいしている
なら
あまやかすん
じゃなくて
おうえん
してね
それで
たまに
あまえ
させてね
++
OK…わかった。
私は笑顔で彼女に答えます。
すると彼女は
笑顔で返事を返します。
「大切なのはこの先」このメッセージから私は何を学んだのか

私は彼女のことが好きです。
大切に想っています。
そして彼女は
こころの病気を抱えています。
すると…どうしても
彼女に甘くなってしまいます。
具体的には家事。
・無理せんでいいよ
・俺がするから
・ゆっくり休んどき
これらは
私がよく使う言葉です。
彼女を気遣っています。ゆえに…
この言葉自体は悪くありません。
しかし、四六時中
使ってばかりだと少々問題です。
++
なぜなら
彼女のやる気を
削いでしまうからです。
こころの病気を
抱えていても
自分でできることは
たくさんあります。
少々時間がかかったり
間違ったり…するかもしれません。
それでも
自分でできることは自分でやりたい
という想いがあります。
++
そして自分でできるという行為は
自己肯定感を高めます。
分かりやすく言うと
自分の存在を肯定することができます。
もっと分かりやすく言うと
自分はここに居てもいいんだと思えます。
なのに…
彼女を甘やかす私の行為は
自分の存在を肯定できる経験を
彼女から奪ってしまう。
これは辛いですよね。
だからこそ
彼女は私にメッセージを伝えたのです。
甘やかすんじゃなくて、
応援してね。
++
応援する…
つまり見守るとは
自分が手を貸して
手伝ってしまうこともよりも
一段レベルが高い
サポート力が求められます。
相手を信じる力、待つ力…
自分のこころのゆとり…
いざって時はすぐにサポートできる状態を保つ…
確かにレベルが
高いですね。
でも
2人で幸せに暮らすには
大切です。
まだ上手くできない時も
あるけれど
少しずつ上手くできるように
がんばっています。
まとめ
こころの病気を
抱える人のサポートは難しいです。
全部手伝ってしまうのは
良くない。
かと言って
全部自分でやれと
突き放すのも良くない。
お互いの距離感…が大切。
大変だけど
私は頑張っています。
++
こころの病気を抱える彼女と
その彼女に惚れた恋愛経験ゼロの私
悪戦苦闘しながらも
幸せに生きようとする二人の暮らし
そこから学んだ
たくさんの幸せに生きるヒント
皆様のお役に立てれば幸いです♪

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