「当たり前」を捨てろ|こころの病気を抱える本人と暮らす家族へ…

過去記事(いずれ整理)

まずはいきなり結論です。

こころの病気を抱える本人と暮らす家族へ…

世間の一般常識「当たり前」を捨てろ!!
そして…状況に応じて柔軟に関わり方を変えろ(使い分けろ)!!

今日はこの事をお伝えします。

この考え方は
幸せに暮らすためにはとても大切になります。

その理由を今からお話します。

ただし
今の暮らしに満足している、幸せです…という方は
今回は読み飛ばして下さい。

当事者との暮らし、関わり方をもっと良くしたい…
という方にオススメの記事となっております。

「理由」なぜ状況に応じて柔軟に関わり方を変えることが大切なのか?

こころの病気と抱えると体調に波が起こりやすい

当事者やその家族ならお分かりいただけると思いますが、
こころの病気を抱えると体調に波が生じます。

昨日までは普通だったのに…今日は全然だめ。
みたいなことは日常茶飯事です。

考えられる理由の一つに
こころの病気を抱える人は
ストレスに対する耐性が低いことがあります。

そのため
普通の人ならちょっと疲れたかな…
ていどで済む出来事でも

寝込んでしまったり、
鬱っぽくなってしまったり、

なんてことが普通に起こります。

関係性を固定してしまうと無理が生じてしまう

体調に波が起こりやすい…
ならばその変化に合わせて、関わり方を柔軟に変えるのが
かしこいやり方になります。

ところが…

・彼女はもう年齢的にみて立派な大人です
・身の回りのことは自分でできるのが当たり前
・彼氏が仕事で働いているのなら、家事は出来て当たり前

当たり前?…

よくわからない
「世間の一般常識」に振り回されて

本人も家族も苦しくなってしまうことが
めずらしくありません。

以前の私たちがそうでした。
普通の彼氏彼女、普通の夫婦、普通の年相応の大人に近づこうとして
無理をしていた時期があります。

結果…
彼女の体調は良くなりませんでした。

もし、過去の自分に会えるのなら
次のように伝えます。

「世間一般の常識なんて捨てろ!!」
「大切なことは、二人がストレスなく過ごせる関係」
「その時々の状況に応じて、関わり方を変えろ(使い分けろ)!!」

本当に伝えたい言葉です。

「実例」私と彼女の関係は3パターンを使い分ける

それでは、
実際に私たちがどのように関わり方を使い分けているのかを
説明しますね。

私と彼女との場合
状況に応じて3パターンを使い分けています。

①彼氏と彼女(=夫と妻)
②マネージャー(私)とタレント(彼女)
③Mrおかん(私)と子供(彼女)

順に説明しますね。

①彼氏と彼女(=夫と妻)

これは皆さん理解できるかと想います。
いわゆるパートナーとしての関係ですね。

日々の生活を共に支え合う共同生活者です。
ご飯の準備、掃除や洗濯など…家事を一緒に協力して行います。

対等な関係。
そしてお互いの言葉に耳を傾けます。

出来ていませんよ…と彼女から反論があるかもしれません…汗。
とにかく大切です。

②マネージャー(私)とタレント(彼女)

次にマネージャーとタレントとの関係です。

こころの病気には波があります。
気分が優れなかったり、頭が上手く働かなかったりします。

すると普段できていることができない…
なんてことが起こります。

そんな時に…
「なんでできないんだよ!!」と怒っても仕方ありません。

時間と労力の無駄です(*以前の私…反省)。

しかし今は違います。
そういった時は、キレキレの敏腕マネージャーに私が大変身。

キレキレ・マネージャーの私は、
彼女のマネージメントをします。例えば…

・病院受診や訪問看護のスケジュールの段取り
・彼女の好きな海や山に連れていって気分のリフレッシュ(体調管理)

このように、
彼女のスケジュール管理を代わりに行なったり、
さりげなく気分のリフレッシュなどの体調管理を行います。

そして「自分ってカッコいい…」をほめてあげます。

③Mrおかん(私)と子供(彼女)

最後は、Mrおかん(私)と子供(彼女)の関係です。
蛇足ですが…私は男なので「Mr」という頭文字をつけました。

その名の通り「母親と子供の関係」です。
彼女は子供だと思って接します。

繰り返しになりますが、
こころの病気には波があります。

すごく不安になってしまうことがあります。

・昔の辛い事を思い出した
・ネガティヴなことを考えてしまった
・怖い夢をみた

理由はいろいろです。

しかし共通しているのが、
子供が母親に甘えるようになります。

そんな時は、自分は母親だと割り切って
彼女に甘えていただきます。

私がよくするのが添い寝です。
ヨシヨシと背中をさすりながら添い寝します。

まとめ

こころの病気を抱えると
当事者やその家族は

世間一般の常識という
目に見えないプレッシャーを
常に感じてます。

そして、その一般常識に合わせようとして
苦しむことが珍しくありません。

だから、自分たちの幸せな生き方を考えてください。

そのためには…

世間の一般常識「当たり前」を捨てろ!!
そして…状況に応じて柔軟に関わり方を変えろ(使い分けろ)!!

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