コロナ陽性..10日間の自宅療養で学んだ『私にとっての幸せな人生』

幸せのひとこま

こんにちはゴンタです。

今年の1月..
『コロナ陽性の診断』を受けました。

ついに私にも来たか..
正直ショックだったけど、もっと心配だったのが『自宅療養』

すぐ会社に連絡すると..
『陽性となった他の職員さんの様子を見ていると..約10日間の自宅療養になると思います』との回答。

10日間..めっちゃ長いやん!!
こんなにもながーい期間、仕事から離れていたのは十数年ぶり..?

大丈夫かな..
コロナよりも心配。ちゃんと仕事に復帰できるんか?

ところがフタを開けてみると..『有意義な10日間』でした。

仕事から強制的に切り離されることで『私にとっての幸せな人生』に気づくことができ、50歳からの人生設計が楽しくなっちゃいました。

今日はそんな話だよ。

コロナ陽性で始まった..10日間の自宅療養

愛犬の写真
『我が家のポメラニアン@寝てます』

まさか!?自分がコロナ陽性になるなんて..

病院で抗原検査を受けて『陽性です』の診断が出た時『マジか..』と思わず口からこぼれました。

ショックというか、情けないというか、仕事休まないかん、迷惑かけるな、そんな『罪悪感』が頭の中に浮かんできました。

とりあえず..
車にずっと忘れていた缶コーヒーを一気飲み。自分の気持ちを落ち着けてから会社に電話しました。

そして..
『約10日間の自宅療養』という回答をもらいます。

次にアパートで待っている彼女に連絡。ちょっと驚いていた様子だけど『まぁ仕方ないよね』とあっさり状況を受け入れてくれました。

彼女は濃厚接触者..ただ陽性になるのも時間の問題。彼女の訪問看護も当面中止です。

彼女にも迷惑をかけるな..。

++

本題からは逸れますが..
コロナ陽性となった『当時の私の体調』を冷静に振り返ってみると『体力(抵抗力)が相当落ちていた』と思います。

当時の職場は..
コロナになった利用者さんたちの対応に追われて毎日クタクタ。

にも関わらず、
TwitterやYouTubeを見て夜更かし..睡眠時間は『6時間未満』が続いていました。

明らかに日頃の体調管理を怠っていたゴンタ..。

そして..
陽性の判定を受ける1週間ほど前から『寒気』を感じ、3日前には少量の『嘔吐』。

この段階になって..
食事に気をつけたり、寒さ対策をしたり、風邪薬を飲んだりしたけれど..

ちょっと遅いよ!!って感じですよね。

もはや『サンドバッグ状態』だった私は..
コロナからのカウンター・パンチをくらって、見事にノックアウトした訳です。

気になるコロナの症状と彼女への影響..

コロナ陽性になったことで..自宅療養が始まります。

陽性になったとは言え、
病院で処方されるお薬は『咳、痰、喉の痛みを和らげるお薬』と『解熱剤』くらいのもの。

言い換えると..『自分の免疫力で治せ!!』ということです。

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症状は普通の風邪よりは重い、インフルエンザの症状に近いものでした。

最初の3日間は..
38度台の熱と寒気、咳と痰..そして喉の痛み。時々..胸が痛みました。

4日目以降..熱は下がり、痰と咳の症状が残りました。この段階で、普通の風邪症状と同じにように感じました。それでも痰と咳は..『陰性』になった後もしばらく続きましたね。

++

彼女は『翌日に私と同じ症状』が出ました。
病院での検査は受けていませんが..おそらく『陽性』だったと思います。

彼女にうつることは時間の問題だと思っていました。
小さなアパートで二人暮らしをしていたら、感染を防ぐのは難しいと思います。

そもそも訪問看護サービスを受けている彼女には、日常的なサポートがある程度必要です。二人の生活を完全に生活を分けて10日間も過ごすことは不可能です。

結果論ですが..
私の発症と近い時期に彼女も発症したので、私の自宅療養の期間が伸びなかったのが幸いでした。

++

繰り返しになりますが..
彼女に見られたコロナ症状は私と似ていました。そりゃそうですよね。私のコロナがうつったのですからね(苦笑)。

7日目には..ほぼ回復していました。

辛い思いをさせてゴメンね。

10日間の自宅療養..どんな風に過ごしていたの?

10日間の自宅療養の暮らしぶりをお話しますね。

発症してから~2日目までは..布団で寝て過ごす時間が多かったです。熱と喉の痛みが辛くて..正直、何もしたくなかったです。

しかし3日目くらいから
徐々に熱と喉の痛みは和らいできたので..

・食事と片付け
・部屋の掃除
・定期的な換気
・洗濯

などの家事を徐々に始めました。何もせずゴロゴロ過ごすのは体によくないと感じたからです。無理のない範囲で体を動かすのはリハビリになると思ったからです。

ちなみに自宅療養中の食料は..『乾物とお米と卵と根菜類と冷凍肉』などのストックがあったので大丈夫でした。

++

自宅で過ごす毎日..
特別はことは何もない日常でした。もちろん..心踊る『☆サプライズ☆』もありません。

それでも..
とても満たされた毎日でした。

特別なことがなくても..
こんなにも毎日を心穏やかに過ごすことができるんだと実感できました。

仕事から強制的に切り離されることで『私にとっての幸せな人生』に気づく

『我が家のポメラニアン@起きてます』

特別なことが何もなくても..
こんなにも毎日を心穏やかに過ごすことができるんだ。

このことに気づくことができたのは..
コロナ陽性となり『仕事から強制的に切り離された』おかげです。

++

普段仕事をしていると..
どうしても仕事中心の生活(仕事の影響を受ける生活)になります。なぜなら..家で過ごす時間より、会社で過ごす時間が圧倒的に長いからです(寝る時間は除く)。

休日だって..
一回の休日はたいてい1日~2日くらいのもの。そんな短い時間を休んだくらいで、仕事オフにはなりません..『スタンバイ・モード』です。仕事からの影響を完全に断つことはできません。

そもそも休日だって、
家の用事をすることも多いので『本当の休日!?』と呼べる時間なんて、ほとんど無いのが私にとっての実情です。

++

で、そんな欲求不満『ストレス』を発散させるために『キャンプ、料理、ドライブ』などをするのですが..イマイチ楽しめないんですよね。

もちろん好きなんだけど..
ストレス発散という意味合いが濃くなります。心底楽しめません。

さらに毎日..
仕事で疲れて帰ってくると、そんなことも気づかなくなってしまうんです。

『自分は幸せな毎日を送っているんだ..好きなことをして充実した毎日を送っているんだ』と無理やりにでも思わないと心のバランスが保てなかったのかもしれませんね。

++

でも今回..
コロナ陽性となり『仕事から強制的に切り離された』ことで『自分にとっての幸せな人生』をあらためて考えることができました。

人生に大袈裟な意味や意義なんか必要ない..
生きがいとか、やりがいとか、そんなもんなくても、ただ当たり前の日常を送れるだけで、満ち足りた人生を送ることはできる。

ただただ穏やかに過ぎていく日常だけで十分。

自分にとっての幸せな人生って..意外と『安上がりな人生』だということに気づけたのです(苦笑)。

++

本当の自分って..
そんなアレも、コレも、望んでいないんだ。

近所のスーパーで安い食材を買って自炊。気分転換に近所を散歩。パソコンが一台あれば、私の知的好奇心は十分に満たすことができる。彼女と犬がいれば十分。

なんとも..安上がりな『私の幸せな人生』。

++

この気づき..
我が人生において『世紀の大発見』ですね。

普段『〇〇したい』と私が思っていることの多くは..仕事のストレスが原因だと分かったのが本当に嬉しかった。

本当の自分は..
何もない日常を過ごすだけで十分幸せを感じれるんだね。

『私にとっての幸せな人生』に気づくことで..50歳からの人生設計が楽しくなる

『我が家のポメラニアン@イラスト』

自分にとっての幸せな人生って..
意外と『安上がりな人生』。

そのことに気づけたおかげで..
50歳からの人生設計が楽しくなってきました。

なぜなら..
私を幸せにしてくれるものが具体的に見えてきたから。

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自分にとっての幸せとは..
ありふれた日常生活を当たり前に過ごせること、特別なモノやイベントは重要ではありません。

このように『自分にとっての幸せ』が明確に見えてくると..
自分にとっての『幸せを感じられる生活水準』が浮かび上がってきます。

『幸せを感じられる生活水準』が分かると人生設計を明確に立てることができます。

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たとえば仕事面での人生設計の場合..

仕事に求める『稼ぎ』を明確に示すことができます。老後に対する備えは必要..しかしそれ以上、稼ぐことは私の幸せに貢献しない。なぜなら..毎日の生活を送ることができれば十分に幸せなのだから。

逆に..
必要以上に仕事を頑張って、お金を稼いでも..ありふれた日常生活を過ごせなくなってしまうのなら意味がない。

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さらに仕事に関して補足すると..
我が家の家計は『3つの財布』にとって成り立っています。

①ごんたの仕事
②彼女の障害年金
③投資信託による配当金

②の金額は大きく変動することはありませんが、③の金額は年々増加の傾向にあります。なので..我が家の家計に対する『①ごんたの仕事』の占める割合は年々小さくなっています。

つまり50歳からの人生設計においてごんたの仕事の役割は..当面の生活資金を稼ぐためのもの、無理をして今の仕事にこだわる必要もない。

今後③の金額が少しずつでも増えれば..
収入は減ってもいいから楽な仕事にチェンジすればいい。

++

逆に50歳からの人生設計で大切になるのが..
ありふれた日常生活を楽しめるように、彼女と仲良く暮らせるための関わり方を学んだり、近所を散歩することをもっと楽しめるようにしたり、スーパーで買った食材で楽しくお料理をできるようになったり..そんな時間を大切にすること。

このように..
自分にとっての幸せな人生に気づくことで『本当に役立つ人生設計』を立てることができるので、めっちゃ楽しいですよね。

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今だからこそ言えることですが、
これまでの自分の働き方って..本当に苦しかったよね。

とにかく今よりもお金を稼ぎたい..
幸せに生きるにはお金がいくらあっても困らない。そんな漠然とした思いで働いていました。

でもそんな働き方だと..
必要以上に無理して働いて、お金を稼ぐので、ストレスが溜まりやすく、そのストレスを発散するような無駄遣いをすることも増えます。

せっかく稼いだのに..
ドブに捨てるようなお金の使い方。例えるなら..せっかく丁寧に積み上げてきた積み木を自ら壊してしまうようなもの。


そして休みの日もなんか..プレッシャーを感じていました。せっかくの休日なんだから、楽しまないと勿体ない。そんな『〇〇やらなきゃいけない』みたいなプレッシャーを感じていました。

いつもアップアップで生きていた感じがしますね..心に余裕がない感じ。

なんでこんなに苦しいの..
休日さえ、休みの日さえ、なんでこんなに窮屈なんだろう..。

でも今回の療養生活で..『沼』から抜け出すキッカケを見つけた気がしています。

まとめ

コロナ陽性となり..10日間の自宅療養。

最初はちょっと心配..。

でもそのおかげで
自分にとっての幸せな人生を改めて考えることができました。50歳からの人生設計もめっちゃ楽しくなってきました。

人生に無駄な出来事は何一つないと言いますが、本当にその通りですね。

ではではまたね。

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