今も昔も、
生きている実感を感じたいという想いは同じだと思います。
しかし、現在の日本では、
生きている実感を感じることは難しいかもしれません。
その不安を解消するために、
- 自己啓発
- 幸せになる
- 豊かに生きる
などのセミナーや書籍が流行っているのかもしれません。
私自身は、
「生きている実感を感じたい」と
いう想いは相当強いです。
そのため、セミナーへの参加はありませんが、
たくさんの書籍を読んだりしてきました。
しかし、私の経験から言うと、
「あること」をしないと全く意味がないことがわかりました。
それは「自分で選択して、実践しろ」です。
今日は、そのことをお話します。
私たちは、とてつもなく豊かな時代に生きている。

まずは、
自分たちが生きている時代の特徴を
把握する必要があります。
物質的豊かさ
物質が豊かさの象徴であった時代は、
高度経済成長期までです。
戦前や終戦直後は、
毎日の食べ物を確保することに必死でした。
自分の家族の命をつなげるために、
食べ物を必死で集めていました。
そして、戦後しばらくして経済成長が始まると、
大量生産・大量消費の時代に突入します。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- テレビ
- 車
- マイホーム
とにかく物を所有することが豊かさの象徴でした。
しかし、現代は違います。
- 断捨離
- ミニマリスト
時々耳にする言葉ですね。
これらの言葉からも分かるように、
物を所有することに豊かさを見出せなくなりつつあります。
なぜならば、
物が溢れかえっている時代だからです。
価値観の豊かさ
価値観も大きく変わりました。
以前は豊さの価値観は共通でした。
- 大学を卒業
- 大企業につとめる
- 公務員として堅実に働く
- マイホームを持つ
- 60歳で定年を迎えて老後を過ごす
何か「豊かさのモデルケース」のようなものがありましたね。
しかし、今はどうでしょうか?
- 45歳で大企業のリストラ
- 100年時代
- 定年はない&老後もない
- 働き方の多様化
- 男女や性別の価値観の多様化
- LBGT
現在の社会では、人生のモデルケースは存在しません。
その人が大切にする価値観も豊かになりました。
選択と行動が今の時代の幸せの基準

上述したように、現在の社会では、
物に豊かさ(生きている実感)を感じることが難しくなりました。
そして、
一人ひとりが自分に合った(大切にしたい)価値観を持つことが
豊かさ(生きている実感)を感じることになりつつあります。
「ライフ・シフト」が進行中です。
それでは、自分に合った価値観を持つには
どうしたら良いのでしょうか?
それには「自ら選択して、行動すること」です。
もっと言うと、自ら選択して、行動した結果…
自分に合った価値観が見つからなくてもOKかもしれません。
多様な価値観が当たり前の時代において、
結果に価値はないのかもしれません。
つまり、
- 数多くの挑戦と失敗を経験すること自体に価値がある
- 物事の結果ではなくその過程「プロセス」に価値がある
今までは、
言われた通りに行動することに
価値があった時代です。
ひょっとしたら、
価値観の転換期なのかもしれませんね。
まとめ
生きている実感を感じる「幸せの基準」は、
大きな転換期にあります。
- 自分で選択
- 自分で実践
急にそんなことを言われても…と
戸惑う人も多いでしょう。
それでも、生きている実感を感じたいのであれば、
思い切ってやってみてはどうでしょうか。
まずは、ちょっとしたことからスタート!!
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